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2020.08.24

まだまだ暑いですね

こんにちは、看護師の野口です。今年は異例だらけの夏になりました。コロナや熱中症、災害級の猛暑など、聞こえてくるのはそんな話題ばかりで気が滅入ってしまいますね。久しぶりのブログは熱中症についてお話ししたいと思います。

高温多湿な環境下で体内の水分・塩分不足から体温調節できなくなり、脱水や全身に様々な症状がおこる病気を熱中症と言います。
発症したら涼しい場所で体温を下げ、水分や塩分を補給する必要があります。

今年は新型コロナを想定した「新しい生活様式」を踏まえた上での熱中症対策が必要になります。人との距離が十分に確保できる場合はマスクを外す、マスクを外せない場合は負荷のかかる作業はしない、エアコンをつけていても換気扇や窓開放によって喚起を十分に確保することなどが重要です。

エアコンの設定が暖房になっていませんか?温度はどうなっていますか?室温28℃でも湿度が65-90%あると熱中症警戒レベルです。
水分はとれていますか?1日の必要な水分量は食事を除いて1.2リットルです。一気にたくさん飲むのではなく、こまめにとるようにしましょう。

水分は食材からもとることができますね。野菜や果物は水分が豊富です。特に夏野菜は体を冷やす働きがありますので取り入れてみてはいかがでしょうか?
水分含有量は、きゅうりやレタスは95%、トマトは94%、スイカは89%、ごはんで60%、ゆでうどんは75%あるそうですよ。

熱中症は暑い中で起こるだけでなく、屋外から屋内に戻ってから、遅れてのぼせるような感覚や頭痛、嘔気などの症状が現れることがあります。暑い中で発症しないため、気付くのが遅れ、重篤になることがあります。
高齢者はのどの渇きを感じにくい、飲んでいるようで量は少ない、暑さを感じにくいこともあり、周囲の方がこまめに声をかけていくことが大切です。

セミの鳴き声もあまり聞こえなくなり、そろそろ暑さのピークが過ぎる頃かと思いますが、皆さん元気にお過ごしくださいね。

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